小澤征爾、坂本龍一との共演で知られる二胡の世界的名手!

姜 建華(ジャン・ジェンホァ)
「二胡の歌」

中国上海に生まれ16歳から国内外で演奏活動を行ってきた姜建華は、1978年中国を訪れた指揮者・小澤征爾との出会いにより世界の音楽シーンに登場、ずば抜けたテクニックと深い芸術性が驚きを持って迎えられボストン響やベルリンフィル等と共演、世界各地で高い評価を得ました。

その後、坂本龍一作曲で話題を呼んだ映画「ラストエンペラー」テーマ曲の演奏をはじめ、多彩な日本人アーティストとのコラボレーションにより二胡という楽器の可能性を大きく広げました。

札幌では1996年から2012年までほぼ毎年コンサートが開催され多くの聴衆を魅了してきましたが、2007年に母校中央音楽学院教授に就任して活動の拠点を中国に移して以来、しばらく途絶えておりました。

今回、本人の強い希望もあって13年ぶりに実現することになった札幌公演は、中国琵琶とピアノとの共演で代表作を網羅した必聴のプログラムをお楽しみいただきます。

タイトル 姜建華(ジャン・ジェンホァ)「二胡の歌」
日時 2025年4月19日 (土) 13:30開演 (13:00開場)
会場 札幌コンサートホール Kitara小ホール
料金

全席指定 ¥6,500(税込)

※車椅子席 ¥3,000

※未就学児の入場不可

※1/17 (金) 発売

先行予約情報はこちら

出演 二胡:姜建華 (ジャン・ジェンホァ)、
中国琵琶:楊宝元 (ヤン・バオユアン)、
ピアノ:五十嵐薫子
曲目

●花好月圓 (黄貽鈞)●彩雲追月 (広東音楽)●「ラストエンペラー」のテーマ (坂本龍一)●愛の小径 (プーランク)●空山鳥語 (劉天華)●金蛇狂舞 (聶耳)●陽光照りタシクルガン (陳剛)●リベルタンゴ (ピアソラ)●平沙落雁 (古曲/楊大鈞 伝譜) ※中国琵琶独奏 ●大河の一滴 (加古隆)●パリは燃えているか~NHK「映像の世紀バタフライエフェクト」より (加古隆)●日本の歌 メドレー~さくら(日本古謠)、蘇州夜曲 (服部良一)、夕焼け小焼け~虫の声(文部省唱歌)●喜びの島 (ドビュッシー)※ピアノ独奏●チャルダッシュ (モンティ)●歌劇「カルメン」より (ビゼー/中原達彦編)

※曲目は変更となる場合があります。

リンク

姜建華公式HP

コード [Pコード] 287-889 [Lコード] 11480

チケット購入方法はこちら

  • PDF表面:姜建華(ジャン・ジェンホァ)「二胡の歌」
  • PDF裏面:姜建華(ジャン・ジェンホァ)「二胡の歌」

画像クリックでPDFを拡大表示

姜 建華(ジャン・ジェンホァ)/二胡Jiang Jianhua, Er⁻hu

姜 建華
上海生まれ。叔父から二胡の手ほどきを受け、16歳から中国芸術家代表団の一員として海外公演を行う。中央音楽学院附属中学(北京)在学中、同校を訪れた指揮者小澤征爾氏の前で『二泉映月』を演奏したところ、小澤氏が感動し、涙したという逸話がある。それをきっかけに1979年のタングルウッド音楽祭をはじめとしてボストン響、サンフランシスコ響、1989年ベルリンフィルの定期演奏会にソリストとして招かれ、国際舞台でのキャリアーを重ねる。
日本では1986年のサントリーホールやカザルスホール、王子ホールなどの柿落としに出演。日本の作曲家、石井眞木氏、加古隆氏等が姜のために書き下ろした作品を初演し、日本の音楽界に二胡の魅力を伝える。1987年、映画『ラストエンペラー』で坂本龍一氏によるテーマ音楽を演奏。2002年9月、日中国交正常化30周年を記念して上海大劇院で行われたリサイタルでは、中国の作曲家のコンチェルトやピアノのブルース・スタークとのジャズの世界など、二胡の新しい境地を披露。
2003年第17回日本ゴールドディスク大賞特別賞を受賞。
2008年北京の国家大劇院新年音楽会に小澤征爾氏とともに出演、好評を博す。世界最大級の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」には度々出演し、東京、ナント、エカテリンブルク、ワルシャワ等で公演。
2021年から2023年は主に中国で活動し、北京の国家大劇院、厦門市滄江劇場、平潭国際演芸センター大劇場など、中国全土でのリサイタルのほか、2022年香港フェニックステレビ『名人面対面』姜建華スペシャル番組に出演。2023年には『人民音楽』誌の表紙を飾り、ロングインタビューの記事が掲載された。
メディアへの出演も多く、NHKテレビ アナザーストーリーズ運命の分岐点 「小澤征爾悲願のタクト〜北京に流れたブラームス〜(2022年12月放送)」にインタビューで登場。現在、中央音楽学院の教授を務め、同時に日本での演奏活動と後進の指導も積極的に行なっている。2022年12月、長年にわたる日中の架け橋としての活動に対し、駐上海日本総領事館の赤松秀一大使より「日本駐外公館表彰状」が授与された。

楊 宝元(ヤン・バオユアン)/中国琵琶Yan Baoyuan, pipa

楊 宝元
北京生まれ。幼少より父親で琵琶平湖派の楊大鈞(中央音楽学院、中国音楽学院教授)に琵琶を学ぶ。1975年より中央楽団琵琶奏者として活躍。1982年中国音楽学院を卒業し、同校で教職に就く。1985年日本留学。1986年NHKテレビ「シルクロードの楽士たち」に出演。1987年「世界民族音楽体系中国編」(日本ビクター)、映画「ラストエンペラー」にて独奏を担当。1990~91年團伊玖磨作曲「万里の長城」を東京フィル、神奈川フィルと共演。1992年東京藝術大学音楽学修士課程修了。1994年平安建都1200年記念式典で「東王破陣楽」を御前演奏。1995年山本純之介作曲「紅焔〜中国琵琶とオーケストラのための〜」を東京のサントリーホール、大阪のザ・シンフォニーホールにて新日本フィルと世界初演。翌年には北京音楽庁にて再演。いずれも絶賛を浴びる。1996年東京藝術大学音楽学部の講師に就任、以来十数年に渡り、東洋音楽、中国琵琶を指導。2007年より中央音楽学院教授を務め、同時に中国での演奏活動を展開。また、近年はクラシックの祭典「ラ・フォル・ジュルネ」に参加し、姜建華とともに東京、ナント(フランス)等ヨーロッパで演奏し、活動の場を広げている。

五十嵐 薫子/ピアノKaoruko Igarashi, Piano

五十嵐薫子

© Seiji Okumiya

2022年に第76回ジュネーヴ国際音楽コンクール・ピアノ部門で第3位、およびRose Marie Huguenin Prizeを受賞。ほかにも日本音楽コンクール、ピティナ・ピアノコンペティション、ショパン国際ピアノコンクールin ASIAほか受賞多数。 6歳から桐朋学園子供のための音楽教室でピアノを学び、桐朋学園大学を首席で卒業。皇居内桃華楽堂での御前演奏会に出演した。これまで東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団などと共演。 室内楽では、徳永二男、ワディム・レーピン、長谷川陽子らと共演しているほか、2020年第89回日本音楽コンクールで、チェロ部門の共演者として審査員特別賞を受賞。2014〜2015年明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生、2016年メンデルスゾーン・アカデミー奨学生、2017年2018年桐朋学園仙川キャンパス特待生、2018年2019年度ロームミュージックファンデーション奨学生。

先行予約情報

下記日程で先行予約をお受けいたします。WEB・電話共、座席指定可。

予定数に達した時点で受付終了とさせていただきます。

1F席でお受けいたします。販売状況によっては後日2Fを増席する場合があります。

ぴあWEB先行予約

1/7(火)10:00~1/12(日)23:59

下記のぴあサイトより登録してお申し込みください。

【姜 建華】
QR
https://w.pia.jp/t/jiangjianhua-hk/

電話先行予約

1/8(水)10:30 受付開始

オフィス・ワン
TEL. 011-612-8696
(平日10:30~17:00)

1/7(火)までに会員登録が必要です。電話でお申込みください。会員登録番号をお知らせいたします。

スケジュール一覧にもどる

メール会員募集中!

コンサート情報をいち早くお届け致します!!

登録はこちらへ