アレクサンダー・ガジェヴ ピアノ・リサイタル
※当公演は、出演者体調不良のため、8月末まで療養が必要との医師の診断を受け、当初予定していた6/11から延期となった代替公演です。プログラム前半の曲目が変更となりました。
タイトル | アレクサンダー・ガジェヴ ピアノ・リサイタル |
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日 時 | 2023年11月1日(水)19:00開演(18:15開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料 金 |
S ¥6,000 / A ¥5,000 / B ¥4,000 [税込] ※車椅子席 ¥4,000(オフィス・ワンで取り扱い) ※未就学児の入場不可 ※当公演は2023年6月11日から延期となった代替公演です。購入された6/11の入場券はそのまま有効ですが、開演日時をご確認の上ご来場ください。 |
曲 目 |
●J.S.バッハ:フランス組曲第4番 変ホ長調 BWV815 ●フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 op.18 ●ショパン:ノクターン第4番 ヘ長調 op.15-1、ノクターン第5番 嬰ヘ長調 op.15-2、ノクターン第13番 ハ短調 op.48-1、スケルツォ第3番 嬰ハ短調 op.39 --- 休憩 --- ●ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 ※前半の曲目が変更となりました。 |
リンク | |
コード | [Pコード] 241-184 [Lコード] 12287 |
2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位及びツィメルマン賞(ベスト・ソナタ賞)を同時受賞したアレクサンダー・ガジェヴの札幌初リサイタルが開催されます。
ガジェヴは、ピアノ教師である両親のもとイタリアで生まれ、幼少期から様々なコンクールで優勝、稀有な才能が注目され、リサイタルやオーケストラとの共演を重ね、既に国際的に活躍、高い評価を得ております。
日本では、2015年に浜松国際ピアン・コンクール優勝によりその名を知られ、今回のショパン・コンクールでは個性的で霊感溢れる演奏が多くの聴衆を魅了しました
“思うにアレクサンダー・ガジェヴは、現代ヨーロッパのピアニズムをになう最も重要な人物の一人である。”
Mario Messinis,2013年フレミオ・ヴェネツフィア。コンクールにて
“ガジェヴは、音楽を「物語る」天性によって聴き手を陶酔させ、稀有な才能の持ち主である。振り返れば、バッハ/ブゾーニ編曲の《シャコンヌ》に挑んだ彼の演奏は、今回のコンクールが達した極致の一つであり、私自身、心から魅了された。ガジェヴは、真のエレガンスと情熱を兼ねそなえている。”
Sergey Babayan,2015年浜松国際ピアノ・コンクールにて
“ガジェヴの即興の才と驚くべき分析力は、彼の指から生まれるすべてのものを活気づけており、それを後押ししているのが、完全無欠なテクニックと、強弱・音色を鋭敏にとらえる耳である。”
Jed Distler(グラモフォン誌)、2021年ショパン・国際コンクールにて
アレクサンダー・ガジェヴ (ピアノ) Alexander Gadjiev, Piano
© Andrej Grilk
2021年7月シドニー国際ピアノ・コンクールで優勝。
2018年 モンテカルロのワールド・ピアノ・マスターズで優勝。
2015年 第9回浜松国際ピアノ・コンクールで優勝および聴衆賞を受賞。
ゴリツィア(イタリア)でピアノ教師である両親のもとに生まれる。9歳でオーケストラと初共演、10歳で初リサイタルを開いた。17歳で優等な成績をおさめ学位を取得したことで、イタリアの教育機関で最高評価を得た若手音楽家だけが競うコンクール「プレミオ・ヴェネツィア」(2013年)への出場を許され、覇者となった。その後2015年から現在まで出場するコンクールでは、ほぼすべて優勝している。2019年には BBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれた。
これまでルイージ指揮/RAI国立響、ゲルギエフ指揮/マリインスキー劇場管、ボレイコ指揮ワルシャワ・フィルをはじめ、指揮者ではテミルカーノフ、ヴィト、井上道義、高関健、山田和樹らと共演している。今後はハレ管、ミラノ・ヴェルディ響などと共演を予定。
音楽祭への参加も多く、ヴェルビエ音楽祭やオールドバラ音楽祭などに参加している。