作曲家・池辺晋一郎と札幌在住の医師・ピアニスト上杉春雄による
池辺晋一郎&上杉春雄 ジョイント・コンサート 「フランス音楽の魅力」
スペシャルゲスト:小林沙羅(ソプラノ)
タイトル | 池辺晋一郎&上杉春雄ジョイント・コンサート「フランス音楽の魅力」 |
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日 時 | 2017年4月15日(土) 1:30pm開演(1:00pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料 金 |
S ¥4,500 / A ¥3,000 [税込] ※車椅子席 ¥2,000(オフィス・ワンで取り扱い) ※未就学児の入場不可 |
出 演 | 池辺晋一郎(お話とピアノ)、上杉春雄(ピアノ)、小林沙羅(ソプラノ) |
曲 目 |
第1部「これもフランス音楽!?から、これぞフランス音楽!まで」 ●マショー:ノートルダム・ミサ曲より●クープラン:恋のナイチンゲール●ロワイエ:めまい●ラモー:ガヴォットと変奏 第2部「ザ・フランス音楽百花繚乱」 ●デュパルク:悲しき歌、旅へのいざない●ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女、映像第1集より「水の反映」●ラヴェル:水の戯れ、「マ・メール・ロワ」より●アーン:クロリスに●フォーレ:夢のあとに●グノー:宝石の歌」 |
リンク | |
コード | [Pコード] 314-603 [Lコード] 12953 |
2012年「バッハ 祈りと、希望」以来、4年半ぶりに、作曲家・池辺晋一郎と札幌在住の医師・ピアニストとして知られる上杉春雄によるジョイント・コンサートが開催されます。今回はフランス音楽の魅力をテーマに、楽しく興味深いトークと極上の演奏で土曜の午後のひとときをお楽しみいただきます。今注目のソプラノ歌手、小林沙羅がゲスト出演いたします。
池辺晋一郎 (作曲家)

1943年水戸市生まれ。67年東京芸術大学卒業。71年同大学院修了。池内友次郎、矢代秋雄、三善晃、島岡譲の各氏に師事。
66年日本音楽コンクール第1位。同年音楽之友社室内楽曲作曲コンクール第1位。68年音楽之友社賞。以後ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞3度、国際エミー賞、芸術祭優秀賞4度、尾高賞2度、毎日映画コンクール音楽賞3度、日本アカデミー賞優秀音楽賞9度(内、3度最優秀賞)、横浜文化賞などを受賞。97年NHK交響楽団・有馬賞、02年放送文化賞、04年紫綬褒章を受章。
現在東京音楽大学教授、東京オペラシティ・ミュージックディレクター、石川県立音楽堂・洋楽監督、横浜みなとみらいホール館長、せたがや文化財団音楽事業部音楽監督。ほか多くの文化団体の企画運営委員、顧問、評議員、音楽コンクール選考委員などを務める。
作品:交響曲No.1~9,ピアノ協奏曲No.1~3,チェロ協奏曲、オペラ「死神」「鹿鳴館」「高野聖」をはじめ管弦楽曲、室内楽曲、合唱曲など多数。
附帯音楽:映画「影武者」「楢山節考」「うなぎ」「瀬戸内少年野球団」「スパイ・ゾルゲ」、TV「八代将軍吉宗」「元禄繚乱」、など多数の映画・ドラマ音楽の他、演劇音楽約500本を担当。
著書に「音のいい残したもの」「おもしろく学ぶ楽典」「オーケストラの読みかた」「スプラッシュ」「空を見てますか…1~5」「バッハの音符たち」「モーツァルトの音符たち」「ブラームスの音符たち」「シューベルトの音符たち」「ベートーヴェンの音符たち」「シューマンの音符たち」等がある。
96年より13年間、NHKテレビ「N響アワー」の司会を担当し、好評を博した。
上杉春雄 (ピアニスト・医師)

1967年、北海道生まれ。ピアニストとして、ソロ、協奏曲、室内楽などのステージおよびレクチャーを行い、2013年にデビュー25周年を迎えた。PTNA G級金賞・グランプリ、マリア・カナルス国際コンクール上位入賞など入賞多数。
1988年東芝EMIよりCDデビュー、サントリーホール、大阪ザ・シンフォニーホールでのリサイタルを皮切りに、札幌コンサートホールKITARA、紀尾井ホール、兵庫県立芸術文化センターなどでのソロリサイタルや、札響、オーケストラ・アンサンブル金沢、東京フィル、読売日響などとの共演多数。
ライフワークとするバッハ演奏では、2012年にリリースした「平均律クラヴィーア曲集第1巻」(オクタヴィア)が「レコード芸術」誌上で特選盤に選ばれるほか、全国各地でレクチャーを行う。 NHK-FM「名曲リサイタル」、浜離宮ランチタイムコンサート、Hakuju Hall「リクライニング・コンサート」等に出演。また勤務先などでも病院内コンサートを開催、これらの活動はNHK「芸術劇場」、「未来への展望」、読売新聞「顔」欄などで取り上げられている。
執筆、翻訳にも精力的に取り組み、歌唱伴奏を師事した世界的なコレペティトゥアM.カッツ氏の著書「ピアノ共演法」を翻訳(音楽之友社)。
また、中丸三千繪、波多野睦美、故G.Sima(元ウィーン国立歌劇場専属歌手)、森麻季らの歌手と共演、器楽奏者では、諏訪内晶子、川本嘉子、藤原真理、A.スコチッチらと共演を重ね、近年は、クロアチアやオーストリアなど海外でのリサイタルも行っている。 2007年より「バッハ連続演奏会シリーズ」として、平均律第1巻、第2巻、ゴールドベルク変奏曲を取り上げてきた。2016年より4コース目としてパルティータの連続演奏会を始める。
1991年北海道大学医学部卒、2000年東京大学大学院医学研究科修了。スウェーデン・ウプサラ大学臨床神経生理部門留学。医学博士、日本内科学会認定医、日本神経学会専門医。現在、札幌山の上病院院長。
小林沙羅 (ソプラノ)

東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。2010年よりウィーンとローマにて研鑽を積み、演奏活動を行う。2011年度文化庁新進芸術家在外研修員。2014年度ロームミュージックファンデーション奨学生。2015年より日本に拠点を移し活動。
2012年にソフィア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役で欧州オペラデビュー。同歌劇場『愛の妙薬』プレミエ公演にはアディーナ役で出演、好評を博す。日本国内では2006年に『バスティアンとバスティエンヌ』バスティエンヌでデビュー後、東京芸術劇場シアターオペラシリーズ2008年『イリス』芸者、2009年『トゥーランドット』リュー、2014年『こうもり』アデーレ、日生劇場2009、2013年『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、兵庫県立芸術文化センター2011年『こうもり』アデーレ、新国立劇場2014年『パルジファル』花の乙女等に出演。千住明・松本隆の『隅田川』狂女、三枝成彰『KAMIKAZE』愛子(大友直人指揮)、二宮玲子・林望『源氏物語MABOROSHI』紫の上など、多くの新作オペラ初演も務める。2015年には野田秀樹演出のオペラ『フィガロの結婚』全国ツアーにスザンナ役で出演し好評を博す。また、学生時代より〈VOICE SPACE〉のメインボーカルを務め、詩と音楽をコラボレートした新作を多数発表。新しいことに挑戦していく姿勢を大切にしている。ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」、フォーレ「レクイエム」、マーラー「第四交響曲」等コンサートソリストとしても活躍。NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団等、多くのオーケストラとの共演を重ねる。〈サイトウ・キネン・フェスティバル〉参加、映画「のだめカンタービレ」での歌唱、「題名のない音楽会」出演、2013年プロ野球コナミ日本シリーズでの国歌独唱等でも注目を浴びる。2014年に日本コロムビアよりファーストアルバム「花のしらべ」をリリース。2016年11月にはセカンドアルバム「この世でいちばん優しい歌」をリリース。
オフィシャルHP: sarakobayashi.com