イエルーン・ベルワルツ トランペット・リサイタル“黄金のトランペット”
ピアノ:仁上亜希子
タイトル | イエルーン・ベルワルツ トランペット・リサイタル“黄金のトランペット” |
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日 時 | 2024年3月17日(日)13:30開演(13:00開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara小ホール |
料 金 |
全席指定 ¥6,000 / 学生 ¥3,000 (税込) ※学生は当日学生証提示 ※未就学児の入場不可 |
出 演 |
イエルーン・ベルワルツ(トランペット)、仁上亜希子(ピアノ) |
曲 目 |
●テオ・シャルリエ:ソロ・ド・コンクール 第2番●クロード・ドビュッシー:英雄の子守歌(ピアノ・ソロ)●テオ・シャルリエ:36の超絶技巧練習曲より 第2番 (トランペット・ソロ)●クロード・ドビュッシー:「ヒースの茂る荒れ地」~前奏曲集第2巻より(ピアノ・ソロ)●ジョセフ・ジョンゲン:コンチェルティーノ op.41●パウル・ヒンデミット:トランペット・ソナタ●モーリス・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(ピアノ・ソロ)●ジョージ・ガーシュウィン(ティモフェイ・ドクシツェル編):ラプソディ・イン・ブルー ※曲目・曲順は変更となる場合がありますのでご了承ください。 |
イエルーン・ベルワルツ(トランペット) Jeroen Berwaerts, Trumpet
© Tsuyoshi Tachibana
ソリストとしてこれまでに、ウィーン交響楽団、スウェーデン放送交響楽団、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、NHK交響楽団等のオーケストラと、アラン・ギルバート、ダニエル・ハーディング、マルクス・シュテンツ、準・メルクル、マティアス・ピンチャー等の指揮者と共演し、BBCプロムスやラインガウ音楽祭等に出演している。
2023/24シーズンのハイライトは、オーストラリア・ツアー、アレクサンドル・メルニコフ&カメラータ・ベルンとの共演のほか、スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団、アンサンブル・レゾナンツ、愛知室内オーケストラとのヴィト・ズライの新曲初演がある。
トランペットのレパートリーを新たな文脈で再構築させる独創的なプログラミングで知られ、ゲント王立音楽院でジャズヴォーカルを学ぶという多才な一面を持つ。細川俊夫やフランチェスコ・フィリデイ等の新曲初演を数多く手掛け、ホーカン・ハーデンベルガーに次ぎHK・グルーバーの「Busking」を自身のレパートリーとした史上二人目のトランペット奏者である。
サラプーティア・ブラスと収録した『Signals from Heaven』では、トランペット、ジャズヴォーカル、ディレクターの三役を務めた。また、メルニコフとのヒンデミットのトランペット・ソナタやショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番(クルレンツィス指揮マーラー・チェンバー・オーケストラ)等、多くの録音をリリース。
ベルギー出身。カールスルーエ音楽大学でラインホルト・フリードリッヒに師事。ハノーファー音楽演劇メディア大学教授、英国王立音楽院プロフェッサー・イン・レジデンス。ヤマハ・アーティスト。
仁上亜希子(ピアノ) Akiko Nikami, Piano
国内外のコンクールで数々の優秀な成績を納め、2008年にはロベルト・シューマン国際音楽コンクールで第2位を受賞。室内楽では、Klavierquintett Berlinのメンバーとしてメンデルスゾーン全ドイツ音楽大学コンクールにて現代曲最優秀演奏賞を受賞。特に管楽器との幅広いレパートリーを持ち、これまでに、ドイツ音楽コンクール、シュンケ・ホルン・コンクール、マルクノイキルヒェン国際器楽コンクール、ARDミュンヘン国際音楽コンクールのほか、ベルリン・フィル、シュターツカペレ・ベルリン、ベルリン・ドイツ・オペラ等で団員採用オーディションの公式伴奏者を務める。
現在、ベルリン芸術大学やシュターツカペレ・ベルリン・アカデミーでコレペティトールとして後進の育成に務めるほか、ドイツ・ツヴィッカウのシューマン音楽祭に出演するなど、ベルリンを拠点に演奏活動を行う。日本では2012年東京文化会館小ホールでデビュー・リサイタルを開催。2014年にはリサイタル・シリーズ〈園田高弘没後10年を偲んで〉でオール・シューマン・プログラムを披露し、翌年ライブ録音をリリース。ホルン奏者ティルマン・ヘフスとのデュオ・アルバム『Air』が2019年オーパス・クラシック賞を受賞。