公演情報

PDF表面:ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団

PDF裏面:ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団

PDF裏面:ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団

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平和への切なる祈りを込めて、不撓不屈の魂が謳い上げる2つの第九!

ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団

指揮:ミコラ・ジャジューラ

タイトル ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団
日 時 2023年12月13日(水)18:30開演(17:45開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara大ホール
料 金

S ¥12,000 / A ¥10,000 / B ¥8,000 / C ¥6,000(税込)

車椅子席¥6,000(オフィス・ワンで取り扱い)

※C席・車椅子席売り切れ  ※未就学児の入場不可

曲 目

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」

コード [Pコード] 247-954 [Lコード] 12006

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厳しい状況の中、「私たちの武器は音楽」との思いで、演奏活動を続けるウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団(「キエフ国立フィルハーモニー交響楽団」から名称を改めました。)が来日、札幌公演開催が決まりました。

ご存じの通り、ウクライナは古くから紛争が絶えず苦難の歴史を歩み、両大戦の主戦場としても甚大な犠牲を強いられてきました。そして、この地からヴァイオリニストのコーガンやオイストラフ、ピアニストのリヒテル、ギレリス、ホロヴィッツ、作曲家のプロコフィエフ・・・と錚々たる音楽家が生まれております。

1991年ソ連崩壊に伴い念願の独立を果たしたウクライナで「キエフ国立フィルハーモニー交響楽団」として誕生した同楽団は、1996年にミコラ・ジャジューラが音楽監督に就任、若い演奏家が多数起用され、東欧を代表するオーケストラへと成長を遂げてきました。

その後、国際的にも幅広く活躍、大地に根差したスラブの民族色を保ちながら、暖かくソフトでヨーロッパ的に洗練された独自のサウンドで知られ、ドイツ、フランスを始め世界中で高い評価を得ております。

日本へも2005年以来数多く来日、2013年には札幌Kitaraで「ベートーヴェンの第九」を演奏して聴衆の熱い支持と共感を得ました。

今回は、ドヴォルザークの「新世界より」とベートーヴェンの「合唱付」という二つの第九を組み合わせた豪華プログラムを掲げ、故郷への熱い想いと平和への切なる祈りを込めた演奏をお届けいたします。

ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団

ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団National Philharmonic Society of Ukraine Kiev

1995年ウクライナのキーウに本拠を置く国立フィルハーモニー協会の専属オーケストラとして創設される。同国の巨匠ロマン・コフマンの指導下、1996年には若手の第一人者ミコラ・ジャジューラが音楽監督に就任、フィルハーモニーのライセンコ・ホールで年間50回以上の定期公演を行うほか、旧ソ連を含むヨーロッパ全土から客演に招かれている。特にドイツとフランスでは近年人気が高く、ベルリン、ミュンヘン、ケルンの各フィルハーモニー、バイロイトの大劇場等でチャイコフスキー、ラフマニノフ等を演奏するほか、数日間に渡ったロワールの音楽祭コンサートは、ハイビジョンでフランス全土に放映され大きな反響を呼んだ。ペンデレツキ、テオドラキス等の作曲家、クレーメル、バシュメット、クライネフ、ヴィルサラーゼ、バドゥラ・スコダ、アッカルド等著名演奏家との共演も数多く、東欧における最も優れたオーケストラとして評価を確立している。

ミコラ・ジャジューラ (指揮) Mykola Dyadura

1961年キーウ生まれ。1980年からキーウのチャイコフスキー音楽院に学び、指揮法をロマン・コフマンに師事、在学中の86年から88年までロシアのオムスク・フィルハーモニー交響楽団の音楽監督を務める。1987年東京国際、88年ブダペスト国際各指揮コンクール受賞、小澤征爾からタングルウッドのサマーアカデミーに招かれ、バーンスタイン、プレヴィン等の指導を受ける。1988年シェフチェンコ記念キエフ国立歌劇場正指揮者、89年ソウル交響楽団首席指揮者を歴任、96年ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団音楽監督に就任。旧ソ連邦諸国を始め、ヨーロッパ、アメリカ、アジア等で幅広く演奏活動を行い、篤実な人格で多くの尊敬を集めている。

テチアナ・ガニーナ(ソプラノ) TETIANA GANINA, Soprano

テチアナ・ガニーナ
チャイコフスキー国立音楽院(キーウ)を卒業後、ウクライナ国立歌劇場のソリストを務める。
ルイセンコ国際音楽コンクール準優勝、アゼルバイジャン国際声楽コンクール優勝、パビルバオ国際声楽コンクール第3位、バロッティ国際声楽コンクールディプロマ獲得他、優勝・入賞多数。
これまでにドイツ、スイス、アメリカ、デンマーク、日本等でツアーを行っている。

アンジェリーナ・シュヴァチカ(アルト) ANZHLINA SHVACHKA, Alto

アンジェリーナ・シュヴァツカ
チャイコフスキー国立音楽院(キーウ)で声楽を学ぶ。
アゼルバイジャン国際コンクール第3位、イワン・アルチェフスキー国際コンクール(ウクライナ)やクラウディア・タエフ国際コンクールで準優勝を果たしたほか、モントリオール・オペラフェスティバル、ベルリオーズ音楽祭に招聘され絶賛を博している。
93年以来ウクライナ国立歌劇場のソリストを務めている。

ドミトロ・クズミン(テノール) DMYTRO KUZMIN, Tenor

ドミトロ・クズミン
2005年チャイコフスキー国立音楽院(キーウ)を卒業。
ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団ほかウクライナの主要なオーケストラに客演するほか、イタリアオペラを中心に幅広くのレパートリーを有しウクライナ国立歌劇場のソリストとして活躍している。
これまでにドイツ、オーストリア、スイス、オランダ、デンマーク、ポーランド、日本、タイ、チュニジア、ウズベキスタン等でツアーを行っている。ウクライナ名誉音楽家。

セルギイ・マゲラ(バス) SERGII MAGERA, Bass

セルギィ・マゲラ
1997年リヴィウ州立音楽院を卒業。
以来、リヴィウ歌劇場のソリストを務めるほか、98年よりウクライナ国立歌劇場のソリストを務める。
ハンガリーでの国際声楽コンクール、マリア・カラス国際コンクール、ビルバオ国際声楽コンクール等で入賞を繰り返してキャリアを積むと共に、ドイツ、イタリア、スイス、フランス、オランダ、アメリカ等で演奏活動を行う。
2016年にはイタリアの星勲章、17年にはウクライナのメリット勲章を授章。ウクライナ人民芸術家。

新アカデミー合唱団 New Academy Chorus

新アカデミー合唱団 2016年1月、札幌アカデミー合唱団の解散により、同合唱団の組織・団員を母体として鎌倉亮太氏を正指揮者に迎え発足。同年6月、第69回コーラスフェスティバルにてデビュー。7月には「新アカデミー合唱団コンサート1」を開催。2023年5月に札幌コンサートホールkitara大ホールで「コンサート6」を開催した。2017年には北海道教育大学岩見沢校の学生・OB・OGによる3回のベートーヴェン「第9」、11月に東京の「俊友会」演奏会での同「第9」や札幌西区オーケストラ(指揮・鎌倉亮太)の「第9」にも出演している。その他、2019年7月にC.エッシェンバッハ指揮(合唱指揮・鎌倉亮太)のPMFプレミアムコンサートでマーラー「千人の交響曲」に、同年9月には山下一史指揮、札幌交響楽団の信時潔「海道東征コンサート」に出演した。

上田 哲(合唱指揮) Akira Ueda,Chorus naster

上田 哲
北海道教育大学札幌校芸術文化課程音楽コース声楽科卒業。札幌放送合唱団常任指揮者。札幌100交響楽団、Ensemble-U-、旭山コールハミング、コールひまわり、ララコスモス、円山グリーンハーモニー、エバーグリーン、各指揮者。男声合唱団ススキーノ副指揮者。コールアイオーン客演指揮者兼ボイストレーナー。「若者のための第九」代表。札幌音楽家協議会会員。 指導者として、札幌を中心に現在10以上の合唱団、オーケストラ、プロジェクトを指導し、さらに活動の幅を広げている。NHK合唱コンクールなど各審査員も多く務める。 これまで北海道を中心にオペラやコンサートに多く出演。

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