第18回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝!
ブルース・リウ ピアノ・リサイタル Bruce Liu Piano Recital
タイトル | ブルース・リウ ピアノ・リサイタル |
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日 時 | 2023年2月19日(日)15:00開演(14:15開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料 金 |
完売いたしました |
曲 目 |
●ラモー:クラヴサンのための小品 (クラヴサン曲集、新クラヴサン組曲集より) 優しい嘆き/一つ目の巨人/2つのメヌエット/未開人/雌鶏/ガヴォットと6つの変奏 ●ショパン:モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の“お手をどうぞ”の主題による変奏曲 変ロ長調 Op. 2 ●ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 「葬送」Op. 35 ●ショパン:3つの新練習曲 ●リスト:ドン・ジョヴァンニの回想 S. 418 ※当初発表したものから一部変更となっております。 |
コード | [Pコード] 226-354 [Lコード] 11580 |
2021年ワルシャワで開催された「第18回ショパン国際コンクール」におけるハイレベルな混戦を制して優勝、世界の注目を集めたブルース・リウがいよいよKitaraに登場!待望の札幌デビューリサイタルが開催されます。
1997年、中国人の両親のもとパリで生まれ、モントリオールで育ったブルース・リウは、その文化的多様性の中で培われた自由で伸びやかな感性を存分に発揮、生命力溢れるショパンの世界を表現してコンクール会場の聴衆を魅了しました。
今回のリサイタルでは、三次予選の最後に演奏され客席の圧倒的な盛り上がりを呼んだ「「モ-ツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》の『お手をどうぞ』による変奏曲」を含む必聴プログラムが用意されました。どうぞお楽しみに。
「一般的に多くの人はショパンについて、哀しくノスタルジックで苦しみにあふれた人で、音楽もそうであると思っているはずです。一方、私自身のキャラクターは完全に真逆。とても明るく前向きな性格です。だけどショパンだって人間です。一生ずっと悲しんでいたわけではありませんし、きっと幸せな時間もあった。そしてなにより、あふれる感情を持っていました。私のショパンへのアプローチが新しいものなのかどうかはわかりませんが、これが、私が今最も確信を持ってできる表現だったのです。」
ブルース・リウ(CD「ショパン・コンクール優勝者ライブ2021」の解説分より転載)
ブルース・リウ (ピアノ) Bruce Liu, Pianist
コンクールでの成功後直ちに世界ツアーを開始し、パリのシャンゼリゼ劇場、ウィーンコンツェルトハウス、ブリュッセルのボザール、東京オペラシティ、サラ・サンパウロ、フィルハーモニア管弦楽団との共演でロイヤル・フェスティバル・ホールに出演。またワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団とアメリカツアーを行い、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ポーランド国立放送交響楽団、NHK交響楽団、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団とも共演。
これまでの特筆すべき出演にはクリーブランド管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、中国NCPA管弦楽団とのアメリカツアーが含まれる。
今後はロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との初共演、モントリオール交響楽団とのヨーロッパツアー、ウィーン交響楽団との学友協会デビュー、さらにラ・ロック・ダンテロン、クラヴィア・フェスティバル・ルール、ラインガウ、エディンバラ、「ショパンと彼のヨーロッパ」、ドゥシニキ、グスタード・メニューインなどの音楽祭出演が予定されている。
ドイツ・グラモフォン専属アーティスト。ショパン・コンクールのライブ録音を収録したファースト・アルバムはフレデリック賞を受賞、グラモフォン誌のクリティックス・チョイスとエディターズ・チョイスのほか、2021年のベスト・クラシックアルバムに選出されるなど国際的に高い評価を受けている。
「私達が共通して持っているものは、私達がみな違っているということです」とこの若きピアニストは言う。中国人の両親のもとパリに生まれモントリオールで育ったブルース(シャオユ)・リウの人生は、常に文化的多様性の中にあった。ヨーロッパの気品、中国の幾千年の伝統、北米のダイナミズムと開放性―それが彼の姿勢、人格、個性を形成してきた。楽観性と笑顔をもって芸術家の道程をたどりながら、リチャード・レイモンドに学び、現在はダン・タイ・ソンに師事している。
ハイ・レヴェルな混戦を制したライジング・スター!ブルース・リウ 第18回ショパン・コンクール優勝者ライブ2021