公演情報

PDF表面:石川祐支&大平由美子デュオ・リサイタル

PDF裏面:石川祐支&大平由美子デュオ・リサイタル

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石川祐支&大平由美子デュオ・リサイタル

タイトル 石川祐支&大平由美子デュオ・リサイタル
日 時 2022年9月24日(土)19:00開演(18:30開場)
会 場 札幌コンサートホール キタラ小ホール
料 金

自由席 一般¥3,500 / 学生¥1,000 (税込)

※未就学児の入場不可

出 演 石川祐支(チェロ)、大平由美子(ピアノ)
曲 目

●ベートーヴェン: 魔笛の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO46

●シューマン:幻想小曲集op.73

●ドビュッシー:美しき夕暮れ

●ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(ピアノ独奏)

●フランク:チェロ・ソナタ イ長調 (ヴァイオリン・ソナタ チェロ編曲版)

※やむをえない事情により曲目等が変更となる場合がありますので予めご了承ください。

コード [Pコード] 221-217 [Lコード] 11684

2005年札幌交響楽団首席チェリストを就任以来、札幌を拠点に室内楽の分野でも幅広い演奏活動を繰り広げ、今後いっそうの活躍が期待される石川祐支。

札幌に生まれ、1989年より20年間ベルリンを拠点にヨーロッパ各地で演奏活動を続け、帰国後札幌に戻りオーケストラとの協演、リサイタル、室内楽等で活躍中のピアニスト大平由美子。

二人は、2012年キタラでのデュオ・リサイタル以来度々共演を重ねてきましたが、その息の合った演奏が好評を博し2016年にはデュオによるCD「ブラームス:チェロ・ソナタ第1番・第2番」がリリースされました。

石川 祐支 Yuji Ishikawa

石川 祐支

(C) Yasuo Fujii

8歳よりチェロをはじめ、東京音楽大学へ特待生として進学、同大学を首席で卒業。同時に優れた演奏家に贈られるNTTDoCoMo賞をはじめさまざまな奨学金を得る。その後は、より高いレベルの演奏を追及するため研究科へ進み、2001年に研究科を終了。これまでに故松下修也、林良一、故星野明道、吉田顕、河野文昭、堀了介の各氏に師事。現在は、ソロ、室内楽を初めオーケストラの分野でも幅広い活躍を繰り広げている。1998年第8回日本室内楽コンクールで第2位入賞、1999年には第68回日本音楽コンクールで第1位(第2位該当なし)を獲得、併せて黒柳賞も受賞する栄冠に輝いた。同年岩崎淑氏主催の沖縄国際音楽祭1999とイタリアのシエナで夏季に開催されるキジアナ音楽院との交換留学生として奨学金を得て、マリオ・ブルネロ氏に学ぶ。2002年5月第8回大垣音楽祭において最優秀新人賞を受賞。これまでにセントラル愛知交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、札幌交響楽団とコンチェルトを協演しいずれも好評を博している。2003年4月から2005年1月まで東京交響楽団首席チェリストとして活躍。2005年4月より札幌交響楽団首席チェリストに就任。2010年には、北海道銀行より「道銀芸術文化奨励賞」を受賞。2014年12月には、2013年10月に行われたラドミル・エリシュカ氏指揮、札幌交響楽団の定期演奏会で共演したドヴォルジャークのチェロ協奏曲のCDがリリースされ、2016年にもピアニストの大平由美子氏とブラームスのチェロ・ソナタ全2曲もリリースされる。

2017年東京音楽大学指揮科の特別アドヴァイザーに就任。2018年北海道教育大学芸術学科、札幌大谷大学芸術学部音楽学科にてチェロの非常勤講師に就任。
繊細でありながら豊かな響き、曲の個性を十分に表現する演奏は、音楽に対する深い理解と真摯な姿勢に裏打ちされており、今後いっそうの活躍が期待されるチェリストである。

大平由美子(ピアノ) Yumiko Ohira, Piano

大平由美子

(C) Koichi Suzuki

札幌生まれ。藤女子中学校卒業。東京芸術大学付属高校を経て、同大学器楽科(ピアノ)卒業。皇居内桃花楽堂での演奏会に出演。渡独、ベルリン芸術大学ピアノ科に入学し、同大学卒業。1989年より20年間、ベルリン芸術大学・舞台演奏科の講師を務める。

ピアノをK.シルデ、E.アンドレアス、室内楽をW.ベトヒャー、T.ブランディス、G.ザイフェルトの各氏に師事。さらにマスター・クラスでピアノをG.シェベック、M.クルチオの各氏に、またE.シュヴァルツコプ、D.フィッシャー=ディースカウ両氏の許で、主にシューベルト、シューマン、ブラームス、ヴォルフ、R.シュトラウス等のドイツ・リートの解釈と伴奏法を学ぶ。

ベルリン・リアス放送、北ドイツ放送などの音楽番組、ルガーノ音楽祭(スイス)、ラトヴィア音楽祭などに出演。ベルリンはじめヨーロッパ各地でソロ、コンチェルト、室内楽、リート伴奏など多岐に渡る演奏活動を続け、各地で好評を博す。また、長年に渡ってベルリン芸大主催「歌曲と室内楽の夕べ」の企画・構成・演奏を担当し、高い評価を受ける。この間、一時帰国して日フィル、札響とのピアノ協奏曲の共演、リサイタル、室内楽などで活躍。

2008年に帰国、ソロ、室内楽、ピアノ協奏曲のソリストなどの演奏活動、複数のCD、DVDをリリース。石川祐支氏とは、2012年キタラでのデュオ・リサイタル以来、度々共演を重ねており、2016年には 同氏と共演の「ブラームス・ソナタ他」のCDがリリースされた。近年は Youtube、Instagramなど オンラインによる演奏や講座の動画配信も積極的に行っている。ハイメス・アーチスト会員、北海道日独協会理事、ベルリナー・ベーレン代表。
CDジャケット写真

ブラームス:チェロ・ソナタ第1番・第2番 石川祐支(チェロ)&大平由美子(ピアノ)

収録曲
●ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 Op.38
●シューマン:幻想小曲集 Op.73
●ブラームス:チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 Op.99
●ドヴォルザーク:森の静けさ

[CD]FOCD9722(フォンテック)2,593円(税抜)

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