第15回ショパンコンクール覇者が紡ぐ、深遠なる音楽世界!
ラファウ・ブレハッチ ピアノ・リサイタル
タイトル | ラファウ・ブレハッチ ピアノ・リサイタル |
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日 時 |
2021年10月31日(日)13:30開演(12:45開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール キタラ大ホール |
料 金 |
S ¥7,000 / A ¥6,000 / B ¥5,000 [税込] ※車椅子席¥5,000(オフィス・ワンで取り扱い) ※未就学児の入場不可 |
曲 目 | ●J.S.バッハ:パルティータ第2番●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5番●ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲●フランク(バウアー編):前奏曲、フーガと変奏曲●ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 |
コード | [Pコード] 200-986 [Lコード] 11395 |
2005年、第15回ショパン国際ピアノコンクール優勝、さらにマズルカ賞、ポロネーズ賞、コンツェルト賞、ソナタ賞、オーディエンス賞と全ての副賞を同時受賞し史上初の完全制覇を果たしてから16年、同世代で最高のショパン弾きと讃えられたブレハッチは、今や、世界的な名声を誇るアーティストとしての地位を確立、そのレパートリーはショパンのみならず、古典からロマン派まで多岐に渡っています。
今回もショパン畢生の傑作ソナタと共に、バッハ、ベートーヴェン、フランクの名品を盛り込んだ聴きごたえのあるプログラムが用意されました。作曲家の魂に迫る演奏で、聴く者に深い感銘を与えてくれることでしょう。
ラファウ・ブレハッチ Rafal Blechacz
© Marco Borggreve
2005年、第15回ショパン国際ピアノコンクール優勝。マズルカ賞、ポロネーズ賞、コンツェルト賞、ソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマンにより創設)、オーディエンス賞と全てを同時受賞し、同世代で最高のショパン弾きと認められた。
それから12年の時を経て、ブレハッチは真に世界的な名声を誇るアーティストの地位を確立している。彼のレパートリーはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、リスト、ブラームス、ドビュッシー、シマノフスキと拡大を続け、その中からドイツ・グラモフォンより6枚のアルバムがリリースされた。
この間の活動が高く評価され、2014年1月には、「ピアノのノーベル賞」とも称されるギルモア賞(アメリカ)を受賞。
1985年ポーランドのナクウォ・ナデ・ノテション生まれ。5歳からピアノを習い始め、ビドゴシチ市のルービンシュタイン音楽学校(ヤチェク・ポランスキ教授)を経て、ナワヴェジスキ音楽大学にてカタジーナ・ボボヴァ=ズィドロン教授に師事、2007年に卒業。在学中より、第13回ヨハン・セバスチャン・バッハ・ポーランド全国コンクール第1位およびグランプリ(1996年)、第5回A.ルービンシュタイン国際青少年ピアノコンクール第2位(2002年)、第5回浜松国際ピアノコンクール1位なしの第2位(2003年)など数々の賞を獲得。
ショパンコンクール優勝後は、ウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、コンセルトヘボウ、サル・プレイエル、ロイヤル・フェスティバル・ホール、ミラノ・スカラ座など世界の名だたるホールで演奏活動を始め、ザルツブルク、ヴェルビエ、ルール・クラヴィーア、ギルモアといった主要音楽祭にも招かれている。
また、シャルル・デュトワ、ワレリー・ゲルギエフ、ダニエル・ハーディング、パーヴォ・ヤルヴィ、ファビオ・ルイージ、ケント・ナガノ、アンドリス・ネルソンス、ミハイル・プレトニョフ、アントニ・ヴィット、デイヴィッド・ジンマン等世界的な指揮者と共演。
2006年よりドイツ・グラモフォンと専属契約。ポーランド人演奏家として、クリスチャン・ツィメルマンに続く2人目となった。初のCD「ショパン:前奏曲集」でエコー・クラシック賞(ドイツ)、ディアパソン・ドール賞(フランス)を受賞。
その後、2010年にはショパン生誕200年を記念してイェジー・セムコフ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管と録音したショパンのピアノ協奏曲1番、2番でドイツ・レコード批評家賞を受賞。「ドビュッシー/シマノフスキ」ではエコー・クラシック賞、グラモフォン誌月間ベスト・アルバム、2013年クラシック音楽の最優秀録音としてフレデリック賞(ポーランド)を授与された。
2013年の「ショパン:ポロネーズ集」は発売と同時にゴールド・レコードに輝き、再びドイツ批評家賞を獲得。
2017年にはJ.S.バッハの作品集が2月にリリースされ絶賛されている。
批評家たちからこれらの芸術的功績を讃えられ、キジアナ音楽院国際賞(イタリア)を2010年に贈られる。2015年、ポーランド共和国大統領メダルであるポーランド復興勲章カヴァレルスキ十字勲章を授与された。