公演情報

PDF表面:千住真理子ヴァイオリン・リサイタル

PDF裏面:千住真理子ヴァイオリン・リサイタル

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初秋の午後のひととき、コンサートホールに響く、美しきヴァイオリンの音色

デビュー45周年記念 千住真理子ヴァイオリン・リサイタル

タイトル 千住真理子ヴァイオリン・リサイタル
日 時

2021年9月4日(土)13:30開演(12:30開場)

会 場 札幌コンサートホール キタラ大ホール
料 金

全席指定 ¥4,000(税込)

※車椅子席¥2,000(オフィス・ワンで取り扱い)

※未就学児の入場不可

※当公演は、2020年3/28及び8/25から延期となった代替公演です。購入された3/28及び8/25の入場券はそのまま有効です。

出 演 千住真理子(ヴァイオリン)、山洞智(ピアノ)
曲目

●J.S.バッハ:G線上のアリア●ベートーヴェン:アダージョ・カンタービレ~「悲愴ソナタ」より ●ベートーヴェン:ヴォイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」●ショパン:ノクターン第2番●山田耕筰/朝川朋之:この道●成田為三/千住明:浜辺の歌●滝廉太郎/千住明:荒城の月●ドビュッシー:月の光●ポンセ:エストレリータ~小さき星に~●ホルスト:ジュピター●モンティ:チャルダッシュ

リンク
コード [Pコード] 196-323 [Lコード] 11502

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デビュー45周年を記念して2020年に予定していたリサイタルが、本年9月に延期開催されます。札幌Kitaraでは、4年ぶりのソロ・リサイタルとなります。

千住は、日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝以来、若くして注目を集めてきましたが、2002年秋に、ストラディヴァリウスの中でも黄金期に制作された最高傑作と言われる名器“デュランティ”との運命的な出会いを経て、演奏家としてあらたなステージを歩み始めました。

ベートーヴェン生誕250年のメモリアル・イヤーに先駆け、初めてベートーヴェンのソナタ全曲録音に挑み、シリーズ第1弾となる2枚組CD「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.1」収録曲から今回、第9番「クロイツェル」が演奏されます。

又、千住明プロデュースによる豪華作曲家たちのアレンジで話題となったCD「千住真理子 日本のうた」収録の「この道」「浜辺の歌」「荒城の月」を含む魅力的なプログラムが用意されました。

初秋のKitaraホールに響く、美しきヴァイオリンの音色をご堪能ください。

千住 真理子 Mariko Senju (Violin)

千住 真理子

ⒸKiyotaka Saito(SCOPE)

2歳半よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部全国1位。NHK交響楽団と共演し12歳でデビュー。日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝、レウカディア賞受賞。パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。慶應義塾大学卒業後、指揮者故ジュゼッペ・シノーポリに認められ、87年ロンドン、88年ローマデビュー。国内外での活躍はもちろん、文化大使派遣演奏家としてブラジル、チリ、ウルグアイ等で演奏会を行う。また、チャリティーコンサート等、社会活動にも関心を寄せている。

1993年文化庁「芸術作品賞」、1994年度村松賞、1995年モービル音楽賞奨励賞各賞受賞。

1999年2月、ニューヨーク・カーネギーホールのウェイル・リサイタルホールにて、ソロ・リサイタルを開き、大成功を収める。

2002年秋、ストラディヴァリウス「デュランティ」との運命的な出会いを果たし、話題となる。

2015年はデビュー40周年を迎え、1月にイザイ無伴奏ソナタ全曲「心の叫び」、2月にはバッハ無伴奏ソナタ&パルティータ全曲「平和への祈り」をリリース、両作品ともレコード芸術誌の特選盤に選ばれた。2016年は、300歳の愛器デュランティと共に奏でるアルバム「MARIKO plays MOZART」をリリース。またプラハ交響楽団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団と各地で共演。2017年はブラームス没後120年記念「ドラマティック・ブラームス」をリリース、また全国でスーク室内オーケストラとツアーを行い、好評を博した。2019年はベートーヴェン生誕250周年に先駆け、ピアニストの横山幸雄と「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」をリリース。

2020年はデビュー45周年を迎えた。

コンサート活動以外にも、講演会やラジオのパーソナリティを務めるなど、多岐に亘り活躍。著書は「聞いて、ヴァイオリンの詩」(時事通信社、文藝春秋社文春文庫)「歌って、ヴァイオリンの詩2」「ヴァイオリニストは音になる」(いずれも時事通信社)「ヴァイオリニスト 20の哲学」(ヤマハミュージックメディア)母との共著「母と娘の協奏曲」(時事通信社)「命の往復書簡2011~2013」(文藝春秋社)「千住家、母娘の往復書簡」(文藝春秋社文春文庫)など多数。

山洞 智 Satoshi Sando(Piano)

山洞 智

4歳からピアノを14歳から作曲を学ぶ。1993年東京芸術大学大学院修了。90年大学より安宅賞受賞。91年第 60回日本音楽コンクール作曲部門首位、あわせて安田賞受賞。その後フランス政府給費留学生として渡仏。パリ国立高等音楽院にてさらに研鑽を積む。

作曲と演奏の双方にわたり活動を展開、また両者をつなぐ新曲の初演も多数。ピアニストとしては独奏以外でも、とくに室内楽分野で内外のトップアーティストの共演者として絶大な信頼を寄せられている。

97年8月に帰国。98年8月には国際交流基金派遣で南米ブラジル、アルゼンチンの各地まで演奏旅行にでかける。  

現在、東京音楽大学准教授、東京芸術大学非常勤講師。

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