公演情報

PDF表面:及川浩治ピアノ・リサイタル「不滅のベートーヴェン」

PDF裏面:及川浩治ピアノ・リサイタル「不滅のベートーヴェン」

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ベートーヴェン生誕250周年・及川浩治デビュー25周年記念 及川浩治ピアノ・リサイタル 「不滅のベートーヴェン」 5大ピアノ・ソナタ+「エリーゼのために」

タイトル 及川浩治ピアノ・リサイタル「不滅のベートーヴェン」
日 時 2020年1月26日(日) 1:00pm開演(12:30開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara大ホール
料 金

S ¥3,500 A ¥2,500 (税込)

※車椅子席\2,000(オフィス・ワンで取り扱い)

※未就学児の入場不可

曲目

オール・ベートーヴェン

●ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」●ピアノ・ソナタ第14番「月光」●ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」●「エリーゼのために」●ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」●ピアノ・ソナタ第23番「熱情」

リンク
コード [Pコード] 161-216 [Lコード] 12520

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もっとも敬愛する作曲家であるベートーヴェンのソナタを、及川浩治はデビュー当時から繰り返し演奏してきました。

2007年3月に録音したCD「《悲愴》《熱情》《ワルトシュタイン》」は、「レコード芸術」誌特選盤に選ばれ、同年12月の札幌公演では、《月光》《ワルトシュタイン》《熱情》を、そして2013年には今回と同じ5大名曲ソナタを一夜で演奏するプログラムに挑み聴衆を魅了しました。

あれから7年の歳月が流れ、期せずしてベートーヴェン生誕250周年と重なったデビュー25周年の節目の年を迎え、今回「5大ソナタ+エリーゼのために」のプログラムに再チャレンジいたします。

熱い共感を込めてお贈りする及川浩治のベートーヴェン・プログラム。さらに深まり熟成された入魂の演奏をお楽しみに。

音、そしてハーモニーのひとつひとつに込められた魂。

どんな苦しみにも打ち勝ち、勝利や歓喜を人に与えてくれる強い意志。

演奏者に求められるのも、迷わないこと、強い意志を持つこと。

そうすれば聴く人にも彼の音楽を通じてエネルギーを与えることができ、生きる勇気を持ってもらえるような気がします。

常に勇気を与えてくれる作曲家です。

及川浩治

及川 浩治 Koji Oikawa, piano

及川 浩治

4才からピアノを始める。1984年ヴィオッティ・ヴァルセイジア国際音楽コンクールで第1位受賞。1985年、国立音楽大学に入学。翌1986年にブルガリア国立ソフィア音楽院に留学。1987年にアレクシス・ワイセンベルクの公開セミナーに参加し、ワイセンベルク本人の意向により設けられた最優秀特別賞を受賞、練習用のグランドピアノを授与された。1990年にマルサラ国際音楽コンクールにおいて第1位受賞。また同年、第12回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいて最優秀演奏賞(Honourable mention)を受賞。1992年、日本国際音楽コンクールにおいて第2位を受賞している。

1995年にサントリーホールにてデビュー・リサイタルを行い、同年ラムルー管弦楽団定期演奏会(佐渡裕指揮、サル・プレイエル)に招かれパリ・デビューを飾る。1997年よりミュージック・シェアリング(旧みどり教育財団)による「レクチャー・コンサート」でヴァイオリニスト五嶋みどりと全国各地の小学校、養護学校などで演奏。1998年、札幌PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)に出演。1999年のショパン没後150年には、「ショパンの旅」というタイトルのコンサート・ツアーを行ない3万5千人をも動員するショパン・イヤー最大規模のイベントとなった。2002年6月ワイマール州立歌劇場管弦楽団の日本ツアーソリスト、2003年7月にはPMFオーケストラのソリストとして、2004年には佐渡裕ヤング・ピープルズ・コンサートのゲストとして、全国各地で演奏。2005年サントリーホールで行なわれた「デビュー10周年記念コンサート」は満席となり大成功を収め、2008年~2011年には東京・大阪での同時プロジェクト「及川浩治10大協奏曲シリーズ」に取り組むなど人気・実力共に日本を代表するピアニストである。2015年2月にはテレビ朝日系列「題名のない音楽会」に出演し、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」の熱演がオンエアされた。

国内主要オーケストラとの共演も数多く、2013年モスクワ・フィルハーモニー交響楽団、2014年ベルリン交響楽団、2015年ロシア国立交響楽団の各来日公演にてソリストとしてピアノ協奏曲を共演。2015年11月にはブルガリアにてソフィア・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会に出演した。

ダイナミックな中に繊細さをも併せ持ち、内面にダイレクトに訴えかける及川の演奏は多くの絶賛の声とともに幅広い層の共感を得ている。

児玉邦夫・幸子、吉本美南子、コンスタンティン・ガネフ、ジュリア・ガネヴァ、ジャン=マルク・ルイサダの各氏に師事。現在、宮城学院女子大学音楽科特任教授。

CDはショパン、ベートーヴェン、リスト、ラフマニノフなどの作品集をリリースし、いずれも高い評価を受けており、『ベートーヴェン:悲愴、熱情、ワルトシュタイン』と『ショパン:バラード』は「レコード芸術」誌特選盤に選出されている。

及川浩治オフィシャルサイト http://koji-oikawa.com

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