辻井伸行日本ツアー2016/17年シーズンは、ドイツ、オーストリアを代表する作曲家の巨匠、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの作品を演奏します。辻井伸行がバッハ作品をリサイタルで披露するのは今回が初めてであり、その透明感あふれる演奏に相応しい「イタリア協奏曲」が選ばれました。又、モーツァルトのソナタ第１７番も今回が初披露となります。そして後半は、数多いピアノ作品の中でも極めて高い人気を誇るベートーヴェンの３大ソナタから「月光」と「熱情」のふたつのソナタを演奏します。欧米でも圧倒的な評価を受ける辻井伸行のベートーヴェンを生で体験できる絶好のチャンスです。

辻井伸行 （ピアノ）　Nobuyuki Tsujii, piano

（C）Yuji Hori

2009年6月に米国テキサス州フォートワースで行われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。

ニューヨークのカーネギーホール、ウィーンのムジークフェラインザール、ベルリンのフィルハーモニー、イギリス最大の音楽祭「BBCプロムス」などで演奏。

07年よりエイベックス・クラシックスより継続的にCDを発表し、2度の日本ゴールドディスク大賞を受賞。作曲家としても注目され、映画《神様のカルテ》で第21回日本映画批評家大賞を受賞。

09年、文化庁長官表彰（国際芸術部門）。10年、第11回ホテルオークラ音楽賞及び第1回岩谷時子賞受賞。13年、第39回日本ショパン協会賞受賞。