公演情報

PDF表面:及川浩治ピアノ・リサイタル

PDF裏面:及川浩治ピアノ・リサイタル

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デビュー21年目の新たなる挑戦!

及川浩治ピアノ・リサイタル

タイトル 及川浩治ピアノ・リサイタル
日 時 2016年12月18日(日) 1:30pm開演(1:00pm開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara大ホール
料 金

S ¥3,500 / A ¥2,500  〔税込〕

※車椅子席 ¥2,000(オフィス・ワンで取り扱い)

※未就学児の入場不可

曲 目

●J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ BWV1004より

●ショパン:ラルゲット (ピアノ協奏曲第2番より)、エチュード《別れの曲》

●リスト:ラ・カンパネラ、愛の夢 第3番、メフィストワルツ 第1番

●ドビュッシー:月の光、アルペッジョのための練習曲

●ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、ラ・ヴァルス

●ラフマニノフ:前奏曲《鐘》、ヴォカリーズ

●クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び

●ラフマニノフ:練習曲《音の絵》

リンク
コード [Pコード] 304-196 [Lコード] 11901

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昨年デビュー20周年を迎えた及川浩治がピアニストとしての原点を見つめ、新たなる挑戦の第一歩として選んだスペシャル・プログラム。休日の午後のひととき、秘めたる情熱が解き放たれる、ダイナミックにして繊細な及川浩治の世界をご堪能ください。

~新たなる挑戦~

人は人生の中で運命的なものを感じる瞬間があります。

昨年デビュー20周年を迎えましたが、今の自分の音楽の原点であるソフィア(ブルガリア)を訪れ、20数年ぶりにコンサートを開催しました。ソフィアの風景や空気が、僕に留学した時の熱い想いを思い出させてくれました。「偉大な音楽家、芸術家の精神に少しでも近づきたい、常に進化し続けたい」という10代の頃の夢や希望を全身で感じたのです。

21年目は僕にとって新たな出発の年になると確信しました。

新生及川浩治の1年目のプログラムは、それにふさわしい若さと夢とロマン、そしてヴィルティオジティに溢れた作品を選択し、「音楽は人とその感動を共感するものである」という、僕の信念をご来場頂いた皆さんに伝えることができたらピアニストとしてこれ以上の幸せはありません。

及川浩治

及川浩治 Koji Oikawa, piano

及川浩治

4才からピアノを始める。1984年ヴィオッティ・ヴァルセイジア国際音楽コンクールで第1位受賞。1985年、国立音楽大学に入学。翌1986年にブルガリア国立ソフィア音楽院に留学。1987年にアレクシス・ワイセンベルクの公開セミナーに参加し、ワイセンベルク本人の意向により設けられた最優秀特別賞を受賞、練習用のグランドピアノを授与された。1990年にマルサラ国際音楽コンクールにおいて第1位受賞。また同年、第12回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいて最優秀演奏賞(Honourable mention)を受賞。1992年、日本国際音楽コンクールにおいて第2位を受賞している。

1995年にサントリーホールにてデビュー・リサイタルを行い、同年ラムルー管弦楽団定期演奏会(佐渡裕指揮、サル・プレイエル)に招かれパリ・デビューを飾る。

1997年よりミュージック・シェアリング(旧みどり教育財団)による「レクチャー・コンサート」でヴァイオリニスト五嶋みどりと全国各地の小学校、養護学校などで演奏。1998年、札幌PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)に出演。

1999年のショパン没後150年には、「ショパンの旅」というタイトルのコンサート・ツアーを行ない3万5千人をも動員するショパン・イヤー最大規模のイベントとなった。2002年6月ワイマール州立歌劇場管弦楽団の日本ツアーソリスト、2003年7月にはPMFオーケストラのソリストとして、2004年には佐渡裕ヤング・ピープルズ・コンサートのゲストとして、全国各地で演奏。2005年サントリーホールで行なわれた「デビュー10周年記念コンサート」は満席となり大成功を収め、2008年~2011年には東京・大阪での同時プロジェクト「及川浩治10大協奏曲シリーズ」に取り組むなど人気・実力共に日本を代表するピアニストである。2015年2月にはテレビ朝日系列「題名のない音楽会」に出演し、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」の熱演がオンエアされた。

国内主要オーケストラとの共演も数多く、2013年モスクワ・フィルハーモニー交響楽団、2014年ベルリン交響楽団、2015年ロシア国立交響楽団の各来日公演にてソリストとしてピアノ協奏曲を共演。2015年11月にはブルガリアにてソフィア・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会に出演した。

ダイナミックな中に繊細さをも併せ持ち、内面にダイレクトに訴えかける及川の演奏は多くの絶賛の声とともに幅広い層の共感を得ている。

児玉邦夫・幸子、吉本美南子、コンスタンティン・ガネフ、ジュリア・ガネヴァ、ジャン=マルク・ルイサダの各氏に師事。現在、宮城学院女子大学音楽科特任教授。

CDはショパン、ベートーヴェン、リスト、ラフマニノフなどの作品集をリリースし、いずれも高い評価を受けており、『ベートーヴェン:悲愴、熱情、ワルトシュタイン』と『ショパン:バラード』は「レコード芸術」誌特選盤に選出されている。

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