舘野泉80歳記念/宮澤賢治生誕120周年記念
舘野泉&草笛光子 音楽と物語の世界
タイトル | 舘野泉&草笛光子 音楽と物語の世界 |
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日 時 | 2016年6月28日(火) 7:00pm開演(6:30pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara小ホール |
料 金 |
完 売 |
出 演 | 舘野泉 (ピアノ)、草笛光子 (語り) |
曲 目 |
●バッハ/ブラームス:シャコンヌ ●末吉保雄:土の歌・風の声 ●『白髪の恋の物語』 ●吉松隆:KENJI・・・宮澤賢治によせる |
リンク | |
コード | [Pコード] 290-593 [Lコード] 13899 |
「左手のピアニスト」としてあらたな音楽世界を切り拓いてきた舘野泉が今年80歳を迎え、記念コンサートを開催いたします。
今回は、ピアノ・ソロによる2作に加え、テレビ、映画、舞台で活躍を続ける実力派女優・草笛光子との共演による2演目をお楽しみいただきます。
吉松隆作曲《KENJI・・・宮澤賢治によせる》は「オホーツク挽歌」「星めぐりの歌」「銀河鉄道の夜」「手紙」をモチーフにした宮澤賢治の世界、そして新作《白髪の恋の物語》はエストニアの作曲家シサスクの「エイヴェレの惑星」と谷川俊太郎の詩集「女に」抜粋より構成されました。
広大な宇宙の神秘とこの世に生まれ生き愛し朽ちてゆく人の命の不思議をピアノと語りのコラボレーションでお届けいたします。
舘野 泉
1936年東京生まれ。60年東京藝術大学首席卒業。64年よりヘルシンキ在住。68年メシアン・コンクール第2位。世界各国で行った演奏会は3500回を超え、世界中の聴衆から熱い支持を得る。02年脳出血により右半身不随となるが、04年「左手のピアニスト」として復帰。シベリウス・メダル(2006年)、旭日小綬章受章(2008)、東燃ゼネラル音楽賞本賞(2012)ほか受賞歴多数。2006年左手作品の充実を図るために「舘野泉左手の文庫(募金)」を設立。以降、積極的に委嘱作品を発表し続けている。2012年はウィーン、ハンガリー、フランス、エストニア、ヘルシンキ、モンゴル、ベルリンで海外公演を行う。左手ピアノ音楽の集大成「舘野泉フェスティヴァル~左手の音楽祭2012-2013」では独奏曲から室内楽作品の数々を紹介し、自身に奉げられた3つのピアノ協奏曲で完結。2014年ベルリン・フィルハーモニー・カンマザールでのリサイタルは全聴衆総立ちのスタンディング・オーベーションで讃えられた。著書「ひまわりの海(求龍堂刊)」「ソリストの思考術/舘野泉の生きる力」(六耀社刊)「命の響」(集英社刊)ほか。最新CD「サムライ」(エイベックス・クラシックス)は『レコード芸術誌』の特選盤に選ばれる。 南相馬市民文化会館(福島県)名誉館長、日本シベリウス協会最高顧問、日本セヴラック協会顧問、サン・フェリクス=ロウラゲ(ラングドック)名誉市民。舘野泉公式HP http://www.izumi-tateno.com/
草笛 光子
神奈川県横浜市生まれ。
1950年、松竹舞踊音楽学校を経て、松竹歌劇団入。1953年、松竹から映画デビュー。59年日本テレビ「光子の窓」で人気を得、その後着実に実力派女優として様々な舞台で充実した活動を広げる。テレビ、映画、舞台ともに代表作は多く、1999年紫綬褒章、2005年旭日小綬章を受章。1人芝居「私はシャーリー・ヴァレンタイン」などで、芸術祭賞を3度受賞。また、「和宮様御留」「女たちの忠臣蔵」で、菊田一夫演劇賞、「エイミィズ・ヴュー」「ウィット」で読売演劇賞優秀女優賞、1998年にNHK放送文化賞を受賞している。
主な作品として、舞台では「火刑台上のジャンヌダーク」「ラ・マンチャの男」「シカゴ」「ハムレット」「光の彼方に」、映画では「老親」「雪に願うこと」、テレビでは「八代将軍吉宗」「あぐり」「葵・徳川三代」「利家とまつ」「菊次郎とさき」「熟年離婚」「どんと晴れ」「まれ」等がある。著書に自分史『いつも私で生きていく』(ベストセラーズ刊)ほか。