公演情報

PDF表面:プラハ国立歌劇場 ヴェルディ「椿姫」

PDF裏面:プラハ国立歌劇場 ヴェルディ「椿姫」

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チェコの劇場文化を引き継ぐ伝統と栄光の歌劇場!

6年ぶり待望の札幌公演はオペラ史上屈指の名作!

プラハ国立歌劇場ヴェルディ「椿姫」(原語上演・日本語字幕付)

タイトル プラハ国立歌劇場 ヴェルディ「椿姫」
日 時 2015年10月21日(水) 6:30pm開演(6:00pm開場)
会 場 ニトリ文化ホール (旧北海道厚生年金会館)
料 金

S ¥16,000 (会員 ¥15,000)  A ¥13,000 (会員 ¥12,000)
B ¥10,000 C ¥7,000  〔税込〕

※未就学児の入場不可  ※BC席は会員割引なし  ※C席売切

出 演
  • ■指揮:マルティン・レギヌス
  • ■演出:アルノー・ベルナール
  • ■管弦楽:プラハ国立歌劇場管弦楽団
  • ■合唱:プラハ国立歌劇場合唱団

※予定キャスト

コード [Pコード] 262-490 [Lコード] 14262

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プラハ国立歌劇場は、1887年に創設されたチェコ最大のオペラ専門劇場です。かつてグスタフ・マーラーが指揮者を務めたことでも知られ、芸術都市プラハを代表する歌劇場として、イタリアオペラを中心にスタンダードなレパートリーを高い水準で上演し、ヨーロッパ・オペラ界で高い評価を得てきました。

気鋭の演出家アルノー・ベルナール演出による「椿姫」は、2006年初演以来プラハ国立歌劇場でもっとも人気を集めている演目のひとつで、洗練されたモノトーンの舞台は、一度見たら忘れられないインパクトを備え、透明感溢れる光と影の演出により悲しくも美しい世界が見事に表現されております。

今回の日本公演は総勢170名による一大プロジェクトで、オーケストラ、合唱団、衣装、舞台セットも現地公演をそのままお楽しみいただける内容となっております。

「椿姫」は、薄幸のヒロインの悲恋物語として一般に知られておりますが、オペラ原題「ラ・トラヴィアータ(道を踏み外した女)」が示すように、初演当時は、パリの社交界で享楽的に生きる高級娼婦を主人公に据えたセンセーショナルな問題作でした。

「椿姫」という日本語タイトルは、デュマ・フィスによる原作小説「La Dame aux Camelias(椿の花の貴婦人)」によるものです。

原作小説とオペラは、タイトル、登場人物の名前、最期のシーン等、いくつか大きな相違があり、これまで、様々な推論、解釈がなされてきました。演出次第で全く印象の異なる舞台になることが、世界中で繰り返し上演されてきた理由のひとつと言えるようです。

ヒロインは世間や人情の表裏を知り尽くした大人であり、同時に自らの内に芽生えたときめきに戸惑いながらも初々しく感応する魅力的な女性でもあります。悲しい結末にもかかわらず、愛を貫き孤独と運命を受け入れて最期の時を迎える主人公ヴィオレッタの魂の物語は多くの人々の共感を呼び、不滅の輝きを放ち続けております。

オペラ「椿姫」は物語と音楽がひとつに溶け合った「オペラドラマ」としてヴェルディの理想が実現したものと言われております。

「乾杯の歌」「ああ、そはかの人か」「花から花へ」「プロヴァンスの海と陸」・・・舞台に溶け込む名アリアの数々、物語と音楽が織り成す傑作オペラを是非この機会にお楽しみください。

【演出】

アルノー・ベルナール

アルノー・ベルナール Arnard Bernard, director

ストラスブール生まれ。1988年に演出家ニコラ・ジョエルのアシスタントを務め、スカラ座、MET、パリ国立オペラなどの制作に携わる。

96年からトゥルーズ・キャピトル劇場の制作部長。フェニーチェ歌劇場『ルイザ・ミラー』、ナポリ・サンカルロ劇場『フォルスタッフ』、パリ国立オペラ『修道院での婚約』などの演出家としての客演も多い。

2013年プラハ国立歌劇場『椿姫』来日公演でも演出を手掛け、そのフランス的洗練に貫かれた舞台とストーリー解釈は、好評を博した。

【プラハ国立歌劇場 PRAGUE STATE OPERA】

プラハ国立歌劇場

1887年に創設、チェコ最大のオペラ専門劇場。当時プラハに在住したドイツ人資産家が資産を拠出し、本格的なオペラハウスとしてオープンした。

グスタフ・マーラー、ショージ・セル、エーリッヒ・クライバー、リヒャルト・シュトラウスが指揮をしたという栄光の歴史を持つ。

1996年初来日。

「魔笛」「こうもり」「トスカ」「椿姫」といった人気演目で好評を得た。歌手、楽団員はチェコの優れアーティストを中心に構成。

舞台セット、衣装にも、チェコの伝統ある文化が感じられる。

【予定キャスト】

※下記ダブルキャストで日本ツアーを予定しております。

■ヴィオレッタ (ソプラノ)

ヤナ・シベラ

ヤナ・シベラ Jana Sibera (ソプラノ)

プラハ音楽芸術アカデミーを卒業。2002年にイタリアのメランで行われた国際声楽コンクールで、初出場ファイナリストとして注目を浴びる。

同年よりプラハ国立歌劇場ソリスト。《コジ・ファン・トゥッテ》デスピーナ、《ドン・ジョヴァンニ》ツェルリーナ、《フィガロの結婚》バルバリーナ、《カルメン》フラスキータなどを歌って、本劇場のほかプラハ国民劇場や国内各地の劇場につぎつぎ登場している。

エヴァ・ホルニィアーコヴァー

エヴァ・ホルニィアーコヴァー Eva Hornyakova (ソプラノ)

スロヴァキア国立歌劇場に2006年にデビュー。

ドレスデンの国際声楽コンクール 「コンペティツィオーネ・デ・オペラ」 (Competizione dell' Opera)と「マリア・カラス国際声楽コンクール」ファイナリスト。得意な役柄はラ・ボエームのミミ(スペイン・コロナ劇場、スロヴァキア国立歌劇場来日公演)。

近年、コンサートでは、ハイコ・マティアス・フェルスター指揮のもと、マーラーの「復活」を歌った。

■アルフレード (テノール)

アレシュ・ブリスツエイン

アレシュ・ブリスツエイン

ルチアーノ・マストロ

ルチアーノ・マストロ

■ジェルモン (バリトン)

スヴァトブルク・セム

スヴァトブルク・セム

ミケランジェロ・カヴァルカンティ

ミケランジェロ・カヴァルカンティ

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