新年に贈るウィンナ・ワルツ、ポルカ、オペレッタの饗宴!
キユーピースペシャル
ニューイヤー・コンサート2015 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
タイトル | ニューイヤー・コンサート2015 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 |
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日 時 | 2015年1月14日(水) 7:00pm開演(6:30pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料 金 |
S ¥11,000(会員 ¥10,000)/ A ¥9,000(会員 ¥8,500) ※未就学児の入場不可 ※車椅子席 売り切れ |
出 演 | ルドルフ・ビーブル(指揮)、ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団、アンドレア・ロスト(ソプラノ)、メルツァード・モンタゼーリ(テノール)、ウィーン・フォルクスオーパー・バレエ団メンバー |
曲 目 |
☆ソプラノ:アンドレア・ロスト ★テノール:メルツァード・モンタゼーリ ※やむを得ない事情により曲目変更となる場合がありますので予めご了承ください。 |
リンク | |
コード | [Pコード] 238-247 [Lコード] 19907 |
音楽の都ウィーンにおけるオペラとオペレッタの殿堂として国立歌劇場と共に歴史を刻んできたフォルクスオーパー(国民劇場)は、第二次世界大戦後しばらくの間、空襲で壊滅的な打撃を受けた国立歌劇場の代替の役割を担い、1955年国立歌劇場再建後には、オペラ、オペレッタ、ミュージカル、ダンス等を楽しめる音楽劇場としてウィーン市民に愛されてきました。特にウィーンならではのオペレッタはフォルクスオーパーのものであり、150名以上のトップクラスの歌手、オーケストラ、合唱団、ダンサーから成る世界屈指のオペレッタ劇場として広く音楽ファンに知られております。
ウィーン・フォルクスオーパーは、1988年より毎年お正月に来日、東京サントリーホールで開催されてきたニューイヤー・コンサートは、いまやすっかり新年の風物詩となりました。日本にいながら、本家本元のオペレッタやウィンナ・ワルツ、ポルカの演奏を堪能できる定番コンサートとして人気が高く、毎年会場で翌年のコンサートチケットの大部分が予約済みになるそうです。
そして2015年、札幌Kitaraで初めてのフォルクスオーパー・ニューイヤー・コンサートが実現いたします。指揮はルドルフ・ビ-ブル。73年より専属指揮者となり、フォルクスオーパーのオペレッタ黄金時代を築きました。今年85歳を迎えたマエストロは、空前絶後のオペレッタ演奏会数を誇り、50曲以上のオペレッタを暗譜しているという伝説の指揮者ですが、残念ながら今回の2015年日本ツアーがウィーン・フォルクスオーパーとの最後のツアーとなります。是非お聴き逃しなく。
又、ウィーン国立歌劇場専属ソリストであり、スカラ座、パリ・オペラ座、メトロポリタン歌劇場等世界主要劇場で活躍する歌姫、ソプラノのアンドレア・ロストと人気・実力を兼ね備えたテノール、メルツァード・モンタゼーリ、そしてフォルクスオーパー・バレエ団選りすぐり2組のペア・ダンサーが加わり、本場ウィーンの薫り溢れる華やかなステージをお届けいたします。
■管弦楽:ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 Symphonie-Orchester der Volksoper Wien
ウィーン・フィルと並び世界最高のウィンナ・ワルツ、ポルカを聴かせてくれるウィーン・フォルクスオーパー交響楽団。この楽団は、ウィーンを代表するオペラ・オペレッタハウスとして1898年に皇帝フランツ・ヨーゼフ即位50年を記念して創設されたウィーン・フォルクスオーパー(国民劇場)のオーケストラ・メンバーにより結成。毎年、お正月の日本にウィーンの薫りを届けてくれる。
■舞踏:ウィーン・フォルクスオーパー・バレエ団メンバー Members of "Verein Ballett der Volksoper Wien", dance
ウィンナ・ワルツの研究と継承および典型的なウィンナ・ダンスの保護を目的として、ウィーン・フォルクスオーパーを母体に結成されたバレエ団。今回は選りすぐりの2組のペアが、ニューイヤー・コンサートの舞台に登場する。
■指揮:ルドルフ・ビーブル Prof.Rudolf Bibl, conductor
本年5月ウィーンのフォルクスオーパーにて『ルドルフ・ビーブル85歳記念公演』と副題をつけたオペレッタ『こうもり』が行われ、偉大なるマエストロに出演者や観客から惜しみない拍手が続いた。
ウィーン・フォルクスオーパー名誉指揮者。生粋のウィーン子。
1948年オーストリア・グラーツ歌劇場を振り出しに各劇場で活躍。73年より専属指揮者となったフォルクスオーパーのオペレッタの“黄金時代”を築く。
95年から音楽監督を務める“メルビッシュ湖上オペレッタ”を“ウィンナ・オペレッタ”のメッカにした功績等により「オーストリア科学・芸術功労十字賞(第一等)」授与。
ウィンナ・ワルツ独特の三拍子をふんだんに聴かせて観客をしびれさせ、そのテンポの良さに心をウキウキさせ、50曲ものオペレッタを暗譜しているという伝説の指揮者である。
オペレッタの演奏会数では、『こうもり』が243回、『チャールダーシュの女王』が188回、『メリー・ウィドウ』が186回、100回以上のオペレッタが、『微笑みの国』、『ウィーン気質』、『小鳥売り』、『ワルツを奏でる二つの心』、『白馬亭にて』などがあるが、これは空前絶後の演奏会数である。
2015年の日本ツアーが、ウィーン・フォルクスオーパー響との最後ツアーである事は、言を待たない。ビーブルさんの“さよなら”公演である。
■ソプラノ:アンドレア・ロスト Andrea Rost, soprano
ハンガリー生まれ。1989年ハンガリー国
立歌劇場でオペラ・デビュー。91年にはウィーン国立歌劇場とソリストとして専属契約を結び、『ドン・ジョヴァンニ』のツェルリーナ役、『フィガロの結婚』のスザンナ役、『愛の妙薬』アディーナ役、『ランメルモールのルチア』タイトルロールなど、彼女の最も得意とする役柄を歌い次々と成功を収め、造詣の深いウィーンのオペラ・ファンに鮮烈な印象を与えた。
94年にはムーティに招かれ、オペラの殿堂スカラ座にデビューし、プリマドンナとして『フィガロの結婚』『ラ・トラヴィアータ』『リゴレット』などで度々登場し大成功を収めるほか、ザルツブルグ音楽祭、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、コヴェントガーデン王立歌劇場など主要歌劇場で、ショルティ、アーノンクール、アバドなど世界的指揮者と共演。
日本には、新国立劇場公演、スカラ座やハンガリー国立歌劇場日本公演などで度々来日し、恵まれた容姿と清らかな歌声で多くのファンを獲得している。
1997年フランツ・リスト賞、2004年ハンガリー最高の栄誉であるPremio Kossuth賞受賞。2012年1月24日東京オペラシティ コンサートホールでリサイタルを開催。2012年のニューイヤー・コンサートに続き、2013年1月アンコールの声に押され再びニューイヤー・コンサートに出演し、その歌唱力で聴衆を魅了し絶賛を博した。
■テノール:メルツァード・モンタゼーリ Mehrzad Montazeri, tenor
ウィーンのシューベルト音楽院、ウィーン音楽大学で学ぶ。ウルム市立歌劇場、ヘッセン国立歌劇場などを経て、フリーランスの歌手として欧米の歌劇場や音楽祭で活動。フォルクスオーパーには2004/05年シーズンにデビュー。翌シーズンからメンバーとなり『ルクセンブルク伯爵』のタイトルロール、『カルメン』のドン・ホセなどを歌っている。07/08年シーズンは、『こうもり』のアルフレート、『ラ・トラヴィアータ』のアルフレード、『微笑みの国』(新演出)のスー・ホンなどに出演。08年6月に行われた日本公演『マルタ』のライオネル役では、その類まれな歌唱と容姿があいまって絶賛を博した。ニューイヤー・コンサートのサントリーホールへの出演は、テノールとしては最多を数え、09年、2010年、12年、14年と日本の聴衆に受け入れられ4度目の登場となった。