デビュー55周年記念 とっておきの名曲コンサート
中村紘子 ピアノ・リサイタル
タイトル | 中村紘子 ピアノ・リサイタル |
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日 時 | 2014年10月19日(日) 3:00pm開演(2:30pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料 金 |
S ¥5,000(¥4,500) / A ¥4,000(¥3,600) ※( )内は会員料金 ※車椅子席 ¥2,000(オフィス・ワンで取り扱い) ※未就学児の入場不可 |
曲 目 | ●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」●ドビュッシー:2つのアラベスク●リスト:ウィーンの夜会第6番●リスト:メフィストワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」●シューベルト:4つの即興曲Op.90 D.899●ショパン:ポロネーズより |
リンク | |
コード | [Pコード] 232-754 [Lコード] 19152 |
日本人ピアニストの代名詞と言われるほど、広くその名を知られ、国内外で3700回を超える演奏会を通じて、多くの聴衆を魅了し続けてきた中村紘子は、今年デビュー55周年を迎え、益々意欲的な演奏活動に取り組んでおります。
この度、札幌で、15年ぶりとなるソロ・リサイタルが開催されることになりました。アニヴァーサリー公演のために用意された珠玉の名曲をお楽しみください。
中村紘子 Hiroko Nakamura (Piano)
早くから天才少女として名高く、第28回音楽コンクールにおいて史上最年少で第1位特賞を受賞。ただちに翌年、N響初の世界一周公演のソリストに抜擢され華やかにデビュー。その後、ジュリアード音楽院に留学、第7回ショパン・コンクールで日本人初の入賞と併せて最年少者賞を受賞。以後今日に至るまで中村紘子の名は日本のピアニストの代名詞となり、その演奏は国内外3700回を越える演奏会を通じて聴衆を魅了し続けている。1968年ソニー・レコードの専属第1号アーティストになって以来50点近いレコード・CDをリリース。2009年には『デビュー50周年記念アルバム』10枚組BOXセットがレコード芸術誌の第47回「レコード・アカデミー賞」(特別部門企画・制作)を受賞した。
近年は、広く国内外の若手ピアニストの育成や紹介に努め、1994年から15年間にわたって浜松国際ピアノコンクールの審査委員長として活躍。多くの俊英ピアニストを世に送り出すとともに、浜松国際ピアノコンクールを世界的権威のあるものに育成し、「世界のハママツ」の名を確立した。
その長年の活動に対しては、日本芸術院賞・恩賜賞、紫綬褒章をはじめとして、NHK放送文化賞、N響有馬賞、エクソンモービル音楽賞などを受賞。加えて、アルトゥール・ルービンシュタイン・ゴールドメダル、ポーランド共和国コマンダリー勲章、ポーランド共和国文化勲章「グロリア・アルティス」ゴールドメダルなどピアニストとしての国際的受賞も多く、その活躍に対して外務大臣表彰を受けている。また前述の大宅壮一ノンフィクション賞、文藝春秋読者賞などの文学賞や、ダイヤモンド・パーソナリティ賞、ダイアモンド・レディ賞といった音楽賞以外の受賞も多い。
現在、浜松市音楽文化顧問、浜松国際ピアノアカデミー 音楽総監督、学校法人北鎌倉女子学園理事・評議員、社団法人日本クラシック音楽事業協会顧問、独立行政法人日本芸術文化振興会評議員を務める。
2014年のシーズンにはデビュー55周年を迎え、東京交響楽団と35年連続36回目となるニューイヤーコンサートに始まり、リサイタルや各オーケストラとの共演など意欲的な活動を行なう予定である。