公演情報

PDF表面:ウィーン少年合唱団

PDF裏面:ウィーン少年合唱団

画像をクリックすると拡大表示

Canon Presents

ウィーン少年合唱団

タイトル ウィーン少年合唱団
日 時 2014年5月15日(木) 7:00pm開演(6:30pm開場)
会 場 札幌コンサートホール Kitara大ホール
料 金

S ¥6,000 (会員 ¥5,400) A ¥5,000 (会員 ¥4,500)
B ¥4,000 (会員 ¥3,600) 〔税込〕

※車椅子席 ¥2,000 (オフィス・ワンで取り扱い)

※未就学児の入場不可

曲 目 ●モンテヴェルディ:アヴェ・マリア●ペルゴレージ:スターバト・マーテルより●ヴェルディ:聖母マリアへの賛歌●ブリテン:金曜日の午後より●サウンド・オブ・ミュージックより●ビリー・ジョエル:ザ・ロンゲスト・タイム、ウィーン●シューマン:流浪の民●コンドルは飛んで行く●菅野よう子/岩井俊二:花は咲く●岡野貞一:ふるさと●荒井由実:ひこうき雲●J.シュトラウスⅡ:春の声●J.シュトラウスⅡ:トリッチ・トラッチ・ポルカ●J.シュトラウスⅠ:ラデッキー行進曲 他
コード [Pコード] 216-768 [Lコード] 17218

≫チケット購入方法はこちら

「天使の歌声」と呼ばれ、世界中の人々に愛されてきたウィーン少年合唱団は、1498年の創立以来、500年以上の伝統を誇り、現在10歳から14歳までの約100名の少年が所属、4グループに分かれて演奏活動を繰り広げております。ウィーンで行われるオペラ、コンサート、王宮礼拝堂での日曜日のミサへの出演に加え、小さな音楽大使として重要な役割を担い、世界各地で一年に約300回のコンサートを行い、観客動員数は50万人にも及びます。かつて教会音楽だけであったレパートリーも年々拡大し、クラシックの名曲、オペレッタ、世界各地の民謡、ミュージカルナンバー、映画音楽等と幅広く取り上げられてきました。

ウィーン少年合唱団の日本ツアーでは、毎年その年に話題となった日本の歌がプログラムに盛り込まれてきました。

2014年ツアーでは、今年7月に公開された宮崎駿監督のアニメ映画「風立ちぬ」の主題歌に採用された、荒井由実(ユーミン)の名曲「ひこうき雲」、そして昨年のツアーで歌われ、話題となった日本大震災復興支援ソング「花は咲く」がふたたび取り上げられることになりました。

ウィーン少年合唱団の表現は、歌い手の感情発露のためではなく、何かに捧げるという目的を持って研ぎ澄まされていった合唱だと思う。捧げものであるということは、真心が象徴的なかたちで表現され、時空を超えているということだろう。仏壇に、炊きあがったご飯の最初の一口をお供えするごときもの。

聴き手に踏み込まないおぼろな日本語が今、やさしいと感じる。痛みの強い人にも、記憶が薄れつつある人にも、ウィーン少年合唱団による歌の捧げものは、きっと柔らかく届く。

少年の声が捧げられることで、そこに苦しみが確かにあり、悼みがあると気づかされる。絶望を超え、懸命にそこに在る東北の人たちの姿に、私は厳粛で崇高なものを感じずにいられない。2年が過ぎ歌も変遷の時を迎え、ウィーン少年合唱団に歌っていただける機会を得たのは、何かの導きだと思う。

東日本大震災支援ソング「花は咲く」の作曲家・菅野よう子 (2013年日本ツアーパンフレットより)

ウィーン少年合唱団 Wiener Sängerknaben

ウィーン少年合唱団

ウィーン少年合唱団の創立は1498年。巨匠・トスカニーニが彼らのコーラスを評して《天使の歌声》と命名したことでも有名。世界の数ある少年(少女)合唱団の中でも抜群の人気と実力を誇る。来日公演は人気を博し、毎年、各地で完売公演が相次いでいる。10歳から14歳の約100名のメンバーは全員アウガルテン宮殿で生活し、ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブルックナーという合唱団にゆかりのある作曲家の名がついた4つのグループに分かれて活動。ウィーン国立歌劇場でのオペラにも数多く出演し、ウィーン・フィルともしばしば共演。日本公演では、彼らのレパートリーのほか、日本国内で人気の楽曲を歌い、その清らかな声は多くの感動を呼び覚ましている。

2014年はハイドン組が来日する。

≫スケジュール一覧にもどる