現役の医師にしてピアニスト
上杉春雄デビュー25周年記念コンサートシリーズ
“時を聴く”
タイトル | 上杉春雄デビュー25周年記念コンサートシリーズ “時を聴く” |
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日 時 | 2013年10月15日(火) 7:00pm開演(6:30pm開場) |
会 場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
料 金 |
全席指定 ¥3,000 (税込) ※車椅子席 ¥1,000 (オフィス・ワンで取り扱い) ※未就学児の入場不可 ※会員割引なし |
曲 目 | ●バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903●クセナキス:ヘルマ(1960~1961)●ベートーヴェン:ピアノソナタ第31番 イ長調 Op.110 ●ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章(1914)●ショパン:ピアノソナタ第3番ロ短調 Op.58 |
リンク | 上杉春雄公式サイト |
コード | [Pコード] 203-229 [Lコード] 15558 |
1967年北海道に生まれた上杉春雄は、5歳からピアノをはじめ、多くの賞を受賞、1988年北海道大学医学部在学中に、東芝EMIよりファーストアルバム「ペトルーシュカ・展覧会の絵」が発売され、東京サントリーホール、大阪シンフォニーホールでデビュー、現役医大生ピアニストとして注目を浴びます。
その後、医師としてのキャリアを積むかたわら、演奏活動も続け、2003年にニューアルバム「AQUA」をリリースして本格的にピアニストとしての活動を再開しました。現在札幌の病院で神経内科医を務めながら、リサイタルやオーケストラとの共演を精力的にこなし、昨年8月に発売されたCD「バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻」が「レコード芸術」誌にて特選盤に選ばれる等、高い評価を得ております。
今回は、デビュー25周年記念コンサートとして、デビューCDに収められた「ペトルーシュカ」、2枚目のCDに収められた「ショパンのソナタ」、そして近年集中的に取り組んでいるバッハを含むプログラムでお楽しみいただきます。
医療と音楽。その両方を純粋に受け止めている。人間にある二つの局面。感性と理性。芸術と科学。生と死。現役の医師にしてピアニスト。音楽への真正面からのアプローチが、爽やかな感動をさそう。てらいのない、自然体のピアニズムだ。
池辺晋一郎
PTNAグランプリ、マリア・カナルス国際コンクール上位入賞など入賞多数。1982年アメリカ各地で演奏を行う。1988年東芝EMIよりCDデビュー。サントリー大ホール、大阪シンフォニーホールなどでのソロリサイタルの他、東京フィル、読売日響、オーケストラアンサンブル金沢、札響などの主要オーケストラや、諏訪内晶子、川本嘉子、藤原真理、波多野睦美らと共演。NHK-FM「名曲リサイタル」、浜離宮ランチタイムコンサート、東京オペラシティ「エッセンシャルモーツァルト」等にも出演。これらの活動はNHK「芸術劇場」「未来への展望」、読売新聞「顔」欄等で取り上げられている。またチェンバロやパイプオルガンを学び、2012年にCDリリースしたバッハの平均律1巻は「レコード芸術」誌上で特選盤に選ばれるなど、極めて高い評価を得ている。近年はクロアチアやオーストリアなど海外でのリサイタルも行う。その他歌唱伴奏法の翻訳(「ピアノ共演法」M.カッツ著、音楽の友社)や、雑誌「ぶらあぼ」での連載なども行っている。
北海道大学医学部卒、東京大学大学院修了。スウェーデンウプサラ大学留学。医学博士、日本神経学会専門医。